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日本縦断ツーリング・世界遺産の旅

第 2話 青森県 白神山地 

番組内容
 日本全国の世界遺産、自然遺産をオフロードバイクで周りながら
沙織さんがナビゲートする番組「世界遺産の旅」。
その第二回目は青森県・白神山地。

津軽海峡を渡り、フェリーから颯爽と愛車セローで
青森港に降り立つ沙織さん。

秋の名残の紅葉を抜けいざ白神山地へ

まず、沙織さんがナビゲートするは
板柳街ふるさとセンター りんご畑でのりんご狩り。
センターの村上さんに指導を受けた沙織さんは
あっという間にこつを掴み、見事なりんご娘に変身!

その後、
りんごの里定食に舌鼓を打つ沙織さん。
りんごの肉巻き、りんごのコロッケ
美味しそう!

食事の後は甘いもの。
菓子処 笹の舎の一番人気 気になるりんごを
沙織さんが甘く美味しくレポート。
シロップ付けしたりんごをパイ生地で包んで焼いた
ものなんです。おおきな口をあけてほおばる沙織さん
パイ生地がしっとりとして美味しい!女性にはぴったり!(*^o^*)
沙織さん、お見事!食べたいっす。

そしていよいよ白神山地へ。
青森県南西部から秋田県北西部にかけてひろがる白神山地
1993年世界自然遺産に指定あれたそう。

セローでアクアグリーンビレッジ ANMONへ。
程近い白神の山を世界遺産白神地巡視員
工藤さんとともに山歩き。
ここで、自然の湧き水を堪能。 甘い!思わず沙織さんが
驚くほどの美味しさのようだ。

世界にもまれなぶなの森。
山壁を綺麗に(雪崩や雨で)削られた斜面
さるすべりのくら。
次々と自然のすばらしさを紹介して行く。
そして、凄まじい水量の暗門の滝を紹介した時
沙織さんと工藤さんの周りには綺麗な虹が。

このあたりは岩がもろく何十年単位で滝の高さが変わったりするそうだ
くじゃくシダ(氷河時代の生き残り(環境の変化が少なかった))なども
見られる。

おふたりで川に沿って散策。周りには大きな石がごろごろ。
そんななか、工藤さんが世界遺産の話をしてくれる
文化遺産会議でのユネスコ事務局長顧問の発言 
文化遺産は人類意の記憶、自然遺産は地球の記憶 
という言葉があった。それにとても感激している。
今のまま、手を加えることなく残していきたい、と。

くまげら、かもしか、やまね数多くの動植物がすんでいる
山道をバイクですすむ沙織さん。
取材車から沙織さんバイクを追う

再びアクアグリーンビレッジに戻り、温泉へ。
まわりはぶなの森。


東洋赤羽というお店で 女将 磯辺さんにお話を伺い
また、LIVEHOUSE山唄で津軽三味線の演奏を楽しむ。

しかし、ここは携帯もインターネットも繋がらない
テレビも衛星放送程度。自然環境をアンテナを立てられない
白神は決して観光地ではない

雨の道を行くセロー

全走行距離 2370km
日光まで 448km

沙織さんレポ

函館から船に乗って青森に着いたぁ〜♪

ここは林檎の名産地。
しかし本当の目的は林檎園でも十和田湖でも岩木山でも八甲田山でもありません。

目指すは白神山地!

1993年、世界の宝と認定された場所を目指しワゴン車で出発!
意気揚々と地図を見ながらナビゲートをしていた私は、市街から白神山地に続く白神ラインに入る道が分からなくなり、途中工事現場で働いている人達が見えたので、これは地元の人に聞いた方が早い!と、車から降りていって「すいません、白神ラインに出る道を教えていただけますか?」と尋ねたところ、帰ってきた言葉が早いのと、方言が強すぎて殆ど何を言っているのか分からないのです(*_*)!
「白神山地に行きたいんですっ!」と言っても、何と無く理解出来たのは「しらねぇ-なぁ-×◎△◇?こぉこぉがぁらぁ〜ゞ〇+?!〜2、3時間かかるか〜+−〇ёф無理だぁ??」「遠い…оψΩ」などと、なんとか聞きとれた言葉を理解すると、こっちの主旨が伝わっていないのにイライラして、最後には白神山地の方角だけでもと必死で訴えると、なんとか指でさしてもらえたので、お礼を言ってから逃げるように車に戻りました。

車に戻った私は「全員何を言っているのかさっぱり分かりませんでしたっ!」と開き直り、カメラマンの方に地図で確認してもらい、無事に白神ラインに出る事ができました。
デレクターが一言、「もっと若い人に聞いかないと…」。
確かにそこにいた人達は年配の方々でしたが、申し訳ないけど、異国の人達と会話しているみたいでした(-_-;)。すみません…。

白神ラインからの景色はとても素晴らしいです。
右手に見えるはずの岩木山が、雲に隠れて霞んでいたのが残念!
弘前を抜けながら約二時間半程で今回お世話になる『アクアグリーンビレッジ暗門』に到着〜。
山に囲まれた静かな場所に、三角屋根のコテージが建ち並んでいるお洒落な宿泊施設です。

私の部屋は、なんと2Kのバス.トイレ別のコテージで、三泊するには十分な広さです。
只今は色んなものがテーブルを占領、まるで自宅の部屋状態((笑))。
しかも!ここの食事はとてもゴージャスで、手間がかかっていて、まるで懐石料理並。
東京のちょっとしたところで食べる懐石料理より全然イケてます。
盛り付けや飾り付けなども、お客さんに対するシェフの気持ちが充分に伝わってくるお料理です。
従業員の接客も感じがとても良いのと、一生懸命で誠実な対応に、とても好感を持ちました。
こちらでは、温泉だけでも入れますが、白神に来たら、是非ここでの宿泊をお薦めします!

さてさて、白神山地のガイドは、マタギ歴40数年という工藤さん。
まず向かったのは「暗門の滝」第1、第2、第3の滝と三カ所に分かれています。
そしてブナ林…。
夕べ大雨が降った影響で川の水かさが増して、橋が通れなくなっていたら戻りましょう。
と言うことで、工藤さんに案内していただきました。

滝に続く川沿いの道を歩きながら、いろいろとお話を聞くと、ここが「自然遺産」になってから、猟が昔のように出来なくなって、ガイドの仕事もやられているそうです。
雨の影響で川の流れも荒く、かなり水量も上がって危険な場所もありましたが、無事に第1〜3までを制覇!
滝の飛沫がものすごく、第3の滝は飛沫どころか嵐の中にいるようで、全身ビショビショになってしまいました。
ブナ林に行くまで更に20分程汗だくになりながら山の中を登って行くと、ありました〜辺りが一面ブナ林!
ブナの根は下に伸びずに横に成長して行くので、大木になると隣の木と根がしっかりと絡んで繋がるそうです。だから、ブナ林は地がとても丈夫だそうです。
たまに落ちているペットボトルやゴミを拾いリックに入れながら、「私はこの枯れ葉の上を歩くのが大好きなんです。
この、カサッ、カサッ、とした音がなんとも言えないんですよ」と、枯れ葉で引き積められた道を長靴で嬉しそうにすり歩く工藤さん。
とても猟をしている方とは思えない程、無邪気で微笑ましい姿でした。

自然が其のまま残り続けているブナ林…。
この場所をこよなく愛する人の気持ちもそのまま残り続けているのでした…。

番組内容

基本的な感想は一回目と同じ。
ただ、沙織さんのインタビューシーンが増えていたのが良かったかな。
それに、りんご狩りや気になるりんごの紹介シーンなど、表情豊かに伝えられて
いたのがとても印象的でした。

ただ、2回とも紹介しているわりに、なんだか全体的に暗め(落ち着いた感じではあるのだけど)
しかも、今回は来て欲しいのか、来ないで〜なのか微妙なトーンでしたね。

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