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シアタープロジェクト☆アポロ ROUND7 
『ライブ・イズ・ビューティフル
2005年2月1日〜6日 9公演  シアター風姿花伝
2005年2月5日 14:00〜、2月6日 12:00〜 観劇(感激)しました
前回の公演から、首をなが〜〜〜〜くして待っていたシアタープロジェクト☆アポロ第7弾。
「ライブイズビューティフル」を観劇(感激)してきました〜。
今回のお芝居は、連続したスポーツ物とは全く違うジェットコースター・ハートフルコメディーと題したテレビクルーの物語。
その名のとおり、前半はめまぐるしく展開される舞台、そして機関銃がごとく連射される
役者さんの台詞の数々。そして、それぞれの役者さんの気持ちがジェットコースターのごとく
動き回っていました。
そして後半は、アポロらしくはっ!と気づかされるそして心が洗われる
言葉になみだ、なみだ、なみだ。
台詞はパワフルそしてスピーディー。そして決めるところは決めるかっこよさ!
ダンスもこれまでどおり、いやこれまで以上に切れ味鋭く、かっこいい仕上がり。
そのうえに、今回はコメディー要素をふんだんに盛り込んで。
魅力てんこ盛りの素敵な舞台でした。

今回は、役者陣が一新。新しい役者さんが5人も入っていつもの色とは変わっていくのかな
って思っていたんだけど、そこはアポロ。きっちりみんなをアポロ色に染めていましたね(*^o^*)
そんななか、今回のMVPは沙織さん!
あっ、僕が沙織ファンだからって思っているあなた!違いますよ!!
今回は、楽し〜い沙織さんが盛りだくさん!去年の4FLAGS公演でも魅せてくれたけど
真面目ばっかりの役と違って、遊びがある沙織さんは魅力が倍増。
逆戻しされるビデオを再現する沙織さんの面白動き、姉と間違われて愕然としながらのロボットダンス?
みんなではけていく時のフォークダンス?
そして動きといえば、あの不思議TOKYOシンデレラを髣髴とさせる背中越しのローリング。
いや〜、マジ良かったです。感激です。(初回は一番前で見たので、ドキドキでした(^^;;)

それから、やっぱり奥田さんも素晴らしかった。素人っぽい演技をしながら
最後の最後の泣かせシーンでの台詞は絶品でした。
娘を思う気持ち、自分が出来なかったことへの後悔。
舞台や映画を見て、流す涙って素敵ですよね。感動できる場面にめぐり合えて
素直に感動できるそんな自分が嬉しいです。
毎回奥田さんにはありがとうです。

それから、初参加の方では沙織さんと組んだ高橋さん。山路という上昇志向のプロデューサー、
何が何でも視聴率をとるといういやらしい役をきっちり演じてくれました。
沙織さんとの絡みもばっちり。台詞も聞き取りやすかったです。
また、武井さんも小林さんも役どころをきっちり押さえられいて、台詞回しもばっちりで
安心して見られました(すいません、セットみたいに書いて)
それから、色紙に初参加と書いてくれた初参加紅一点の原田さん。本当に初めてなんですか?
全くそんなこと感じられなかったし、逆に存在感バッチリでしたよ!
そして、役場の青年?役の橘さん。とぼけた役(初めだけか?)だったんですけど
今回のテーマには無くてはならない役でしたね。面白かったっす、すっとぼけ方が。

そしてそして、今回出ずっぱりの出口さん。ご苦労様っす。
アレだけの台詞量は大変だったと思います。マジ感心してしまいました。
ちょっとかんだ部分もありましたけど、アレだけの量があれば仕方ないっすよね。
つばを飛ばしての大熱演。ある意味裏MVPものですね。
須崎さんもいつもながら、安定した演技でしたね。ちょっと損な役回り?だったですけど
癖のある役をやってもらったら、ばっちり生きますよね!
アポロの安定剤、名バイプレーヤー健在ですね!

そして忘れちゃいけない八木ちゃん。いや〜、弟が噴水の前で歌やってるは
笑わせてくれました。(わかる人にはわかりますよね〜)
今回も、めっちゃ笑わせてくれてそのうえ物語の中で重要な台詞をはく。
やっぱり八木さんがいないと、アポロは成り立ちません。
ラスカルに癒されながら、次回公演も頼みまっす!

最後に、照明役の美津子さんと小道具役の直美ちゃん。
僕としては、ちょっと出番が少なかったかな〜って感じだったな〜。
美津子さんのよさ、直美ちゃんのよさは所々には出ていたけど
もう少し、演技が出来る配役だったら違ったんだろうにね。
でも、美津子さんのしっかりした演技、発声。直美ちゃんの眼光の鋭さに
次回、期待です!がんばって!

全体的に見ると、前回の公演よりも良かったと思います。
笑えたし泣けたし、アポロの理念に合致していたと思います。
ただ、初回は一列目で見たことも災いしていたと思いますが
開始直後の混乱した中継現場が、本当に混乱して見えて(悪い意味で)
何箇所かで会話がなされて、そこを見ていいのか何の場面なのか
しばらくわからないところがありました。
また、アポロのいいところでもあり悪いところでもある
大きな発音、抑揚のない喋りがちょっと気にはなりました。
出来ている人は、出来ているだけに(当たり前か(^^;;)もうちょいかな〜って
思ってます。
でも、そんなことを書きながらも、泣けたし元気ももらえたし
やっぱりアポロ大好きです。
次回は9月公演とかなり先ですが、またまた首をなが〜〜〜〜くして
待ってます。また元気もらいに参上します!

あっ、それから奥田さん、並びにスタッフの皆様。
集合写真撮らせていただきまして、ありがとうございました。(人-)謝謝(-人)謝謝


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STORY

今年の24時間TV。例年のマラソンとともに、今年の目玉は幸運の使者幻のハート輪熊を探しに!
村おこしのためにもこの企画を成功させたい役場の人、同じように成功を持って
ゴールデン番組を担当したいプロデューサー山路。
そして今年の24時間のマラソンを走る双子の姉さん愛に負けないためにも
失敗できないキャスターの桂木恋(れん)もまた同じ立場にいた。
恋は、数年前まで人気キャスターだったが、フリーになったとたん仕事激減、落ち目になっていた。
この仕事も愛の申し入れで取れた仕事だった。

時間は午後6時58分。
もうすぐ中継が入ってくるというのに、猟友会役の役者さんが来ない。
あせる山路、恋、そしてディレクターの沖田。
しかたなくADの勝俣を代役に立てようとしたその時
ふらふらと疲れた様子の男が現れる。「遅かったじゃないか、早くスタンバって!」
沖田の声が飛ぶ。僕は役所。。。の声が小さく聞こえる中で。。

「はい!こちら足柄山の中継所です。あの幻の幻のハート輪熊を探しに
これから二人では行って行きたいと思います」恋の甲高い気合の入ったレポートで
番組はスタート。
平穏に始まったように思われた番組だが、ここで第一のハプニング
レポートの最中、猟友会役の役所が幻のハート輪熊はいる!と断言し、恋も必ず探しま出しますと言い切ってしまう。
現実をありのままに伝えたいディレクターの沖田は激怒。なにがなんでも幻のハート輪熊を見つけたい
恋、そしてプロデューサーの山路は中継の裏で激しくぶつかりあう。しかし、役所が断言した意図とは。。。。。

他番組に切り替わる中、山路は幻のハート輪熊の偽の足跡を作り中継に載せて視聴率を上げようと画策する。
しかし、そんななか番組としておびき寄せるために作った餌場があらされているという報告が入る。
歓喜するスタッフ、そして山路、恋。これで高視聴率間違いなし!と踏んだ山路はせっかく作った熊の足型、そして
足跡を消してしまう。
荒らされた現場の一部始終を収めたビデオをチェックするスタッフの目に映ったものは。。。。。
ふらふらと現れた役所が熊用のバナナ、そしてりんごをむさぼる姿だった。
途方にくれる沖田、山路、そして恋。恋は既にスタートしたマラソンの愛の動向も気になっていた。

スタッフは急遽ハート輪熊の洞穴を探して、そこからの中継で行くことにする。
と、そこへ中継現場を見つめている不審な男が現れる。深夜、そしてこんな山奥に来ているのは
自殺志願者ではないか。かってに決め付けるスタッフの面々。中継中に自殺されてはたまらないと
その男を保護する。「僕は猟友会役の・・・・」の言葉を無視して。。。。。

中継に戻り、洞穴に熊がいた痕跡の話を続ける恋。しかし同行している猟友会役の役所は
なにかにつけ自分の娘の話に持って言ってしまう。中継中断のあと熊の話をしない役所に激怒する恋。
そのまま中継再開。そしてその中で次々と熊の痕跡を見つけ、「ハート輪熊出現で〜す!」絶叫する恋。
しかし、役所がその証拠を全て覆してしまうコメントを発しているうちにCM入り。
頭を抱える山路に本部からの電話が。。。 視聴者からの苦情がさっとうしているんだ。もうだめだ〜。
しかし、それは杞憂だった。「企画が良い!先が読めなくて面白い、恋とおやじのペアが良い」視聴者からの絶賛の声だった。

そのとき、ずっとその様子を見ていた自殺志願男がディレクターの下に歩み寄り
自分が猟友会役の役者だと告げる。伊集院といって寝坊をして乗り継ぎをしている間に2時間の遅れになってしまったという。
今からでも猟友会をやらして欲しい伊集院は、役所と競わせて欲しいという。
その情熱により仕方なく緊急オーディションを開くが、そのままのメンバーで行くディレクターの思惑どおり
役所がそのまま続けることになる。
しかし、これが役者人生最後と決めている伊集院は、とんでもない行動に出てしまう。
中継再開後のレポートの最中に、熊に襲われたメイク(背中におおきな引っかき傷)をして
生中継に飛び込んでしまう。現場はパニック。沖田の支持を受けて、私たちの探していたハート輪熊は
本当は凶暴な熊だったのです!と叫んでしまう恋。
ところが、この番組のスポンサーが幸せな熊をシンボルにした企業だったために
大変なクレームが入ってしまう。しかも村からも中継中止の指令が。。。

山路はここでまた裏工作に走る。伊集院に熊の着ぐるみを着せ遠くの山で動かそうとする。
そんなことまでして。。。見つめる恋に、今まで味方だと思っていた山路から思いもかけない言葉を浴びる。
「なにがフリーだ。ちゃらちゃらしやがって。組織の中にいる苦しさがお前たちにわかるか!」
分けがわからなくなっている恋に、メイクのベッキーが声をかける。いい背中してるよ、愛さん。
背中は作れないから。顔よりも顔が出る。今度は貴方の番よ。いいたい事はちゃんと伝えなきゃ。
恋のこころに微妙な変化が走る。それまで無かったような、積極的な行動、言動に変わる恋。

そんななか、なんとか中継にこぎつけたスタッフの目に飛び込んできたのは、遠くの山にいる
見るからに着ぐるみの熊。視聴率のためにそのまま嘘を突き通そうとさせる山路。
しかし、自分を見出した恋は着ぐるみの熊がいることを正直にレポート。
せっかくの裏工作がだめになり激怒する山路の元に熊の中にいるはずの伊集院が駆け寄る。
「じゃ〜、アレは誰だ!?」。伊集院から役所が着ぐるみを着て山の登ったのを聞いた
中継舞台一同は、なんとか山から下ろそうとする。
しかし、そんな説得に対し役所は叫ぶ。

今日2月14日は、あの娘の誕生日なんです。その日までにハート輪熊の写真がとりたかった。
もう、娘はいないんです。
いつかハート輪熊の写真をとって来るって約束したまま。。。。
私のいつかは永遠にいつかになってしまった。
今日出来ることは、いま自分がやるべきことだったんだ。いつかじゃダメだったんだ。

そんな役所に心を動かされた沖田。下りてきてください!
貴方の顔がとりたいんだ、いま!
そして、恋が叫ぶ!
ハート輪熊はいるわ!
トモコさんにとって幸せのハート輪熊は、あなた自身だったのよ!

そんななか伊集院に電話が入る。3200gの子供が産まれたと。。
そして、それをきっかけに全員がいま自分のやるべきことをするために
携帯を手にする。。。。いま、やるべきことをするために・・・・



沙織さん、言うことなし!

元気ありがとう!

ラスカル好き八木ちゃん

美津子さんお疲れ!

直美ちゃん、ごめん

みんなに書いてもらいました
男 役所
奥田武士

桂木恋、愛(二役)
岩間沙織

沖田
出口彰紀

伊集院
須崎一

ベッキー
八木由加里

丹下
高橋美津子

牧原
大塚直美
山路
高橋雅彦

勝俣
武井俊吾

権藤
原田佳世子

梶山 
橘ケン

福田
小林強

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