「女だらけのファミリー寄席!

TBS「月曜ゴールデン」山村美紗十三回忌特別企画

OA : 平成 21 年 1月26日(月) 21:00〜

<キャスト>
船越英一郎
山村紅葉
前田亜季
雛形あきこ
黄川田将也
石田太郎
渋谷天外
浅野和之
津田寛治
白井晃
三浦浩一
市川春猿
大塚ちひろ
岩間沙織
仲村瑠璃亜
市田ひろみ
有森也実

【あらすじ】 TBS番組HP(http://www.tbs.co.jp/getsugol/20090126/drama_story.html より)
鞍馬の火祭りの夜。祭り見物に来ていた芸妓の一人、市加代(岩間沙織)が崖から転落死した。狩矢警部(船越英一郎)と皆川悠子(雛形あきこ)たちが現場に駆けつける。事なかれ主義の小岩井捜査一課長(浅野和之)は自殺として処理するよう狩矢に命じるが、市加代をよく知る置屋の女将・友美(市田ひろみ)は、市加代が自殺をする理由がないと語る。
芸妓の菊乃(有森也実)に促され、舞妓の小菊(大塚ちひろ)が、その夜、市加代は不審な男と会っていたと狩矢に打ち明ける。男とは誰か。市加代をひいきにしていた四人の名が浮かぶ。
代議士の大和田幸造(津田寛治)、茶道の家元・桃山英良(市川春猿)と、二人の会社経営者、泉正春(白井晃)と田原雄一郎(三浦浩一)である。しかし全員にアリバイがあった。
新米刑事の橋口健太(黄川田将也)が芸妓たちの警護をしていた隙をついて、小菊の拉致未遂事件が起こる。市加代殺しの犯人が小菊の口をふさごうとしたのか。
そして小菊の襟替え式の最中、芸妓の豆花(仲村瑠璃亜)が突然倒れ絶命する。踊りの小道具に毒が仕込まれていたのだ。その場に市加代をひいきにしていた四人も居合わせ、全員に嫌疑がかかる。
ところが四人のうち一人が死体となって発見された。さらに深まる事件の謎。
懸命の捜査が続くなか、狩矢の推理には思いもよらぬ人物の名が浮かぶが…。

【ミステリーの女王山村美紗】
久々の沙織さんTV出演作は、あのミステリーの女王山村美紗さんの作品。
それも代表作の狩矢警部シリーズ。

【共演
そして沙織さんにとっては劇団「マガジン」舞台の客演時ににお世話になった
船越英一郎さんとの共演。そしてセイントフォーのデビュー作「ザ・オーディション」でライバルとして共演された有森也実さんとも一緒という偶然(必然!?)の作品になりました。

【流石のストーリー】
市加代姉さん殺害の犯人。4人の男に絞られたというリードが効いて、どんどん意外な方向へ導かれていきました。その男たちがそれぞれ関係性を持ちなおかつその男たちの思惑に女(舞妓)たちが翻弄されていく。
誰もが犯人の要素を持ちながら進んでいく物語。
僕もしっかりはめられてしまいました(^^;;
ただ、やはり2時間という枠の中に盛り込んでいくのは、やや無理がある感は否めなかった。狩矢警部が次々となぞを解いていく過程も全てを盛り込まなくてはならない都合上展開が速すぎる嫌いがあったような気がした。
新しい上司・新人刑事・元上司との人間関係のサイドストーリーなどもふんだんに
盛り込まれていてそれぞれの話は面白いんだけど、ぎゅっとつめすぎていたと言うか。。。 そういえばCMも多すぎてちょっと閉口。

それでも、最後にはなるほどね〜〜と思い知らされるんだから
やっぱり面白かったんだろうな〜〜
男と女の情は深い。そして切ない。

【沙織さん、頑張った!】
沙織さんにとって久々のTVドラマだから気合入ってたんだろうな〜
あれぞ体当たり演技(というかむごたらしい死体姿)。これまでお嬢様や
かっこいい役が当たり前だった沙織さんだけど、最近は舞台でも汚れ役を
体当たりで演じている。
そんなところが、今回の役どころでも生かされたんじゃないかな。
菊乃に詰め寄ってもみ合うシーンは迫力があって良かったし、舞妓として
インタビューを受ける際は気品のあり素敵だな〜ってまた惚れちゃいました
欲を言えば、もうちょっと出て欲しかったかな〜。
もうちょっとサイドストーリー的な部分があるでしょ〜〜〜
やっぱり2時間では足りないんだろうな〜〜

【もっともっと】
やっぱり沙織さんをTVで見れるのはうれしい。
舞台の合間に、もっといろんなもっとたくさんの作品に出て欲しい!
それだけの演技ができる女優だもん。
TV関係、ドラマ関係の皆様、是非!!
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